日時
2015年5月23日(土) 13時00分-18時00分(口頭発表,懇親会)
2015年5月24日(日) 10時00分-16時00分(ブース発表,会員総会,大会式典,シンポジウム,ワークショップ)
場所
関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス(〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
開催校委員
大鹿薫久(委員長),小倉肇,村上謙,于康,森本郁代,長谷川哲子,橋本行洋
2015年度春季大会のご案内
プログラム(確定版)
2015年度春季大会プログラムのページをご覧ください。
交通案内
交通案内のページをご覧ください。
大会の参加
大会に参加される方は,参加費として2,000円をお支払いください。予稿集をお渡しします。なお,予稿集の事前入手をご希望の方は,下記の「予稿集の事前入手」に従ってお申し込みください。
予稿集の事前入手
事前入手をご希望の方は,5月13日(水)までに,2,400円(送料込み)を郵便振替・現金書留・定額小為替のいずれかでご送金ください。現金書留・定額小為替は日本語学会事務室(〒113-0033 東京都文京区本郷1-13-7 日吉ハイツ404号)にご送付ください。お申し込みの際,「2015年度春季大会(関西学院大学)発表予稿集希望」と明記してください。また,海外会員でクレジットカードによる購入希望の方は「海外会員向け情報」をご覧ください。
懇親会の事前申し込み
懇親会参加希望の方は5月13日(水)までに専用申し込みフォームに進み,必要事項を記入して送信してください。なお,専用申し込みフォームからのお申し込みができない場合に限り,ファックスでのお申し込みが可能です。お名前,ご所属,お電話番号を明記の上,日本語学会事務室(FAX:03-5802-0615)にお送りください。
※ 懇親会の事前申し込み受付は終了しました。参加希望の方は当日申し込みをご利用ください。(2015年5月14日)
日時: 2015年5月23日(土)18:30~20:30
場所: 関西学院会館レセプションホール
会費: 事前申し込み(5月13日(水)まで) 一般5,000円 学生3,000円 /当日申し込み 一般 6,000円 学生 4,000円
書籍の展示
23日(土)と24日(日)の両日,出版社による書籍の展示が行われます(B号館 1階 102教室)。
24日(日)の昼食について
周辺に飲食店がありませんので,生協食堂をご利用ください。
出張依頼
所属機関長あての公文書が必要な方は,ご住所とお名前を明記し,82円切手を貼った返信用封筒,および,所属機関長のお名前と役職名を明記したメモを同封の上,日本語学会事務室(〒113-0033 東京都文京区本郷1-13-7 日吉ハイツ404号)にご連絡ください。
(2015年3月18日掲載)
大会予告および研究発表者募集
※ 研究発表者募集は終了しました。
2015年度春季大会を下記の要領で開催します。会員の方は,ふるってご応募,ご参加ください。非会員の方も,当日,受付で参加費(2,000円)をお支払いいただければ聴講できます(予稿集をお渡しします)。
日時
2015年5月23日(土)・24日(日)
場所
関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス(〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
研究発表者募集
※ 研究発表者募集は終了しました。
日本語学会では,日本語を主要な対象とした多様な研究発表の応募を受け付けています。募集の要領は発表形態によって異なりますので,以下の情報をご確認ください。
なお,この大会から,原則として,口頭発表は土曜日の午後,ブース発表は日曜日の午前,ワークショップは日曜日の午後になります。詳しくは「2015年度春季大会からの大会プログラムの変更について」をご覧下さい。
口頭発表・ブース発表では,若手会員を対象とした「日本語学会大会発表賞」を実施します。
口頭発表
募集要領 口頭発表募集要領をご覧ください。
応募締切 2015年1月14日(水)必着(ワークショップの締め切りとは異なりますので,ご注意ください。)
採否の決定 大会企画運営委員会で審査の上,採否を決定します。採否は2015年2月下旬までに郵便で学会事務室から通知します。
採択された場合の予稿集の原稿 採択された場合は,予稿集の原稿を提出していただきます。締め切りは2015年3月中旬の予定です。分量は,B5判8枚以内です。(偶数ページとしてください。)
ブース発表
募集要領 ブース発表募集要領をご覧ください。
応募締切 2015年1月14日(水)必着(ワークショップの締め切りとは異なりますので,ご注意ください。)
採否の決定 大会企画運営委員会で審査の上,採否を決定します。採否は2015年2月下旬までに郵便で学会事務室から通知します。
採択された場合の予稿集の原稿 採択された場合は,予稿集の原稿を提出していただきます。締め切りは2014年3月中旬の予定です。分量は,B5判4枚または6枚です。(偶数ページとしてください。)
ワークショップ
募集要領 ワークショップ募集要領をご覧ください。
応募締切 2015年1月7日(水)必着(口頭発表・ブース発表の締め切りとは異なりますので,ご注意ください。)
採否の決定 大会企画運営委員会で審査の上,採否を決定します。採否は2015年2月下旬までに郵便で学会事務室から通知します。なお,会場数などの制約により,やむを得ず採択を見送る場合があります。その場合は,次回以降の大会に再度応募してくださるようにお願いします。
採択された場合の予稿集の原稿 採択された場合は,予稿集の原稿を提出していただきます。締め切りは2015年3月中旬の予定です。分量は,一つのワークショップ全体でB5判18枚以内です。
問い合わせ先
日本語学会事務室
〒113-0033 東京都文京区本郷1-13-7 日吉ハイツ404号
電話・FAX 03-5802-0615
E-mail office■■jpling.gr.jp(■■は@に置き換えてください)
(2014年10月1日掲載)
シンポジウム概要
「うた」の日本語研究
趣旨
我が国における言語研究の起源が歌学にあることは,国語学史の常識に属することがらでしょう。その伝統を受け継ぐ形で,近代以降の国語学研究においても,文法史研究を中心に,和歌はその資料として大きな位置を占めてきました。
しかし,その後の研究史において,研究の主題が文語における助詞・助動詞の用法を中心とした所謂「古典文法」の記述から各時代の口語文法の記述へと,さらに口語変化のダイナミズムや統語組織の変化を解明すること等へと進展してきたことで,和歌の国語研究資料としての重要性は相対的に大きく低下しました。また,現代語研究では,もとより内省やコーパスを用いたディスコース中の自然な発話の分析を優先しており,現代短歌や歌謡曲の歌詞などを分析する研究などもあるものの,やや特殊な領域と見なされています。
そのような研究状況の変化に合理的理由があったことはもちろんです。「国語学」が「国文学」の補助学問という立場から,独立した一個の学問となるにあたって必要な脱皮であったという側面もあるでしょう。しかし,改めて考えれば,韻文=「うた」の持つ言語生活上に占める位置の大きさは,古典世界において紛れもないことであるばかりでなく,現代においても詩歌・歌謡曲・民謡等を思い浮かべれば分かるように,決して喪失されたわけではありません。「うた」の言語の命脈は,連綿として保たれています。言語を自律的・客体的存在として捉える一方で,その文化的側面に思いを馳せたとき,言語文化の精粋とも言える「うた」の分析に資することが出来ない言語研究というものの不全性について,まずは疑いを持ってみることは,全ての言語研究者にとって大切な視点でありましょう。そしてまた,言語文化の精粋であるということは,言語記号として,自然な発話とは対極的な意味でのある種の純粋さを,「うた」が有しているということでもあります。そうした「うた」の言語だからこその特質を照射することで,言語の本質の一端がより鮮明に炙り出される可能性も,忘れ去ることは出来ません。
以上のような所を踏まえ,本シンポジウムでは,「うた」の日本語研究が持つ可能性について,再検討を試みます。そのことにあたって,「国語学」とは別の思想的枠組みから「うた」について深く追究してきた文学および言語美学の視点を,改めて御紹介いただきます。それを通じて,かつては密接な間柄にありながら,専門性の深化と引き替えに溝の生じてしまった感もある文学・美学と言語研究との関係について,捉え返す契機をも探りたいと思います。
パネリスト
浅田徹(お茶の水女子大学),多門靖容(愛知学院大学),尼ヶ崎彬(学習院女子大学)
司会
矢田勉(大阪大学)
企画担当
矢田勉,小野正樹
(2014年11月17日更新)